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イギリスの鞭の使用の規約
武豊騎手がインターナショナルSで鞭の使用に関して騎乗停止処分になりましたが、この機会によく知らなかったのでイギリスの鞭使用について調べてみました。以下はジョッキークラブの規約にある鞭の使用についてのインストラクションの訳文です。(誤訳あったらすんまそん)
Instruction H9 - 鞭の使用
鞭の使用についてほど協議の必要な題目はありません。そしてそのテーマは、イギリスの競馬界において論争の種になり続けています。このテーマにおけるジョッキークラブの現在のインストラクションは、適切な鞭の使用を促進するように作られていて、ほとんどのジョッキーやトレーナーに支持されてはいますが、この問題は特に満足な解決には至っていません。インストラクションは、鞭の酷使から馬を守り、競馬場の裁決委員が動作に必然性があるかどうか判断するのに柔軟性を与えています。
「現時点での鞭のルールは、美しい芸術的な騎乗をもたらしている。自分の馬を奮い立たせ、軽く鞭打ち、リズムを崩さずに鞭を振り上げて、振り下ろすことができる。素晴らしいよ。現段階でもよくまとめられているね。」・・・ジェイソン・ウィーヴァー騎手
ジョッキークラブは、長期的に鞭の問題を解決する鍵は教育であると見なしています。英国競馬学校の必修過程では、推奨する鞭の使用法(インストラクションで説明されているような)に時間を割いており、減量が取れる前の見習い騎手と条件付騎手のためのさらなる訓練コースについては議論中である。
3度の違反を犯した見習い騎手は、自動的に騎乗停止中に補習訓練を一日受けることとなる。また、裁決委員が、騎手にレーシングスクールの一つで授業を受けることを薦めるかもしれません。規律委員団はまた、トニー・マッコイ、リチャード・ジョンソン、ティミー・マーフィーのような年配の騎手救済のために、レーシングスクールにおいて専門知識を有効に使うことを選んでいる。
「私は、その空間がくつろぎやすくて友好的であることがわかりました。我々が席に着いた瞬間から、彼らが全力で私をトラブルから守ろうと準備を進めていたことがよくわかりました。脅すのではなく、アドバイスして励ますために。私はそこに3時間弱いましたが、その経験は貴重なものでした。」・・・レーシングスクールで鞭の使用に対して助言を受けた日のティミー・マーフィー
更なる教育は、鞭の使用が禁じられている一連の見習い騎手レースで率先して行われている。「Hands 'n' Heels Apprentice Series」と「Hands 'n' Heels Conditional Series」は共に12のレースで構成されている。そのレースでジョッキーは鞭を持っているが、安全と修正のため以外で使用してはならない。シリーズの目的は、純粋に教育的で、若いジョッキーに鞭に頼らずに有効的な騎乗する方法を教えるようにできています。似たようなシリーズが、障害レースや条件付ジョッキーのためにも計画中である。
「私は、かつて鞭のおかげでハッピーだった時もありました。でも変わらなければならない。古いスタイルと新しいスタイルがあるが、新しいスタイルに合わせるしか道はない。一般的に鞭を何回使おうが、速く進むことができるだけで、どんな馬もそれ以上に早く進むことはできない。もし、鞭を使い続ければ、一旦は最適にスピードに達するでしょうが、馬が憤慨するか、逃げ出すかのどちらかでしょう。しかし、馬によっては様々でしょうが。・・・フラットのリーディングジョッキー リチャード・クイン
Instruction H9 - 鞭の使用
ジョッキークラブの裁決委員は、馬の虐待を黙認せず、福祉とジョッキーの安全を第一に考えるでしょう。鞭は安全と修正、及び奨励のためだけに使われるべきであり、したがって、彼らは全てのジョッキーに以下の鞭の良い使用法を考慮するように助言します。これは強制的なものではありません。
- 鞭を打つ前に見せ鞭をして反応の間を与えること
- 合図を送るのにバックハンドで鞭を使うこと
- 鞭を再使用する前にも反応の間を与えて鞭を使うこと
- バックハンドで肩鞭を入れる場合は両手で手綱を握っていること
- 馬のストライドのリズムに合わせて鞭を使うこと
- 馬を真っ直ぐに走らせるために鞭を振ること
ジョッキークラブの裁決委員は、開催者の裁決委員に、ジョッキーが気に掛かるような方法で鞭を使ったどんなケースにおいても、取調べを行うことを考慮するように求めており、より不適切な騎乗と見なされるであろう以下の鞭の使用例を発表する。
- 鞭の打ち方
- 怪我の原因となるほどに
- 鞭を肩より上に振り上げて
- 馬のストライドを無視して急速に(1回のストライドで2回以上)
- 過度の力で
- 馬に反応の間を与えずに
- こういう馬に鞭を使った
- 反応がない
- 競走から脱落している
- 勝利が確実
- ゴールを過ぎている
- これ以外の場所に鞭を打つこと
- バックハンド、フォアハンドのいずれかで後駆に
- バックハンドで肩鞭を入れる
- かなり例外的な状況にない限り
- 鞭の打ち方
- 過度の回数で
過度の回数のケースを審理する場合、裁決委員は次のような全ての関連した要素を考慮するだろう。
- 鞭の回数が馬の経験を考慮に入れて、距離に対して正当性と必然性があったかどうか
- 馬が反応し続けたかどうか
- 打たれた強さの度合い - より多くの回数鞭が打たれたならば、強さの度合いが正当なものかどうか、それだけ厳格にチェックされる。
上記に含まれない特定の状況でも、鞭の使用が適切か不適切かを判定されることも有り得ることを強調しておきます。
馬は獣医官による点検を受ける必要があり、獣医官は調査結果を裁決委員に報告します。したがって、トレーナーは敷物や掛け布を取り外すか調整することを命じられるかもしれません。
レース規約の元では、トレーナーは自分のジョッキーを教育する責任があることをさらに強調しておきます。(特に見習い騎手や条件付騎手を雇っている場合は)それには鞭の使い方が含まれるべきであります。彼らの騎乗に指示を与えることを選ぶオーナーも同様の責任を受けなければなりません。適切な教育の失敗、或いは従った場合にこのインストラクションの違反に繋がる可能性のある教育を行った場合、オーナーとトレーナーに対して懲戒免職が課せられるでしょう。
ジョッキークラブの裁決委員は、開催者の裁決委員が、レース規則の15と153の元に、ジョッキークラブの裁決委員が不適切な騎乗と認めた鞭の不正使用の全てのケースで、充分に権力を行使できるように求められていることを、全てのジョッキーに警告します。
このインストラクションに違反して、いかなる馬でも深刻な怪我をもたらしたことがわかれば、いかなる人物にも厳しい懲戒免職処分が取られることを、オーナー、トレーナー、ジョッキーに更に警告します。
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